シーズン末に想う
愛知県ソフトボール協会尾張支部長
全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 満
 
 「七五三」の宮参りの時期だ。数え年で男の子の三歳と五歳、女の子の三歳と七歳を祝う。江戸時代から始まった伝統行事である。三歳は髪置き、五歳は袴着(はかまぎ)、七歳を帯解きの祝いという。神社には晴れ着の子どもたちと、見守る父母、祖父母たちの姿が見られる。記念写真やビデオ撮影する風景が境内に広がる。少子化時代だけに、健やかな成長を願う思いは強い。神社へのお参りと写真館での記念撮影が、今ではイベントとして定着した。子供の成長を祝う、晴れ着や羽織はかまに身を包んで、千歳あめを手に神社にお参りする光景は、いつ見てもほほ笑ましいものだ。
 日米野球は5勝3敗で大リーグに軍配が上がったが、最近は 日本人が世界最高峰のスポーツ分野でめざましい活躍をみせている。野球やサッカー、テニスなどなど。中でも今季、全米バスケットボール(NBA)のフェニックス・サンズ入りした田臥勇太選手が、日本人初のNBAプレーヤーとして注目を集めている。平均身長が2メートルを超える大男ぞろいの中で、彼の身長はわずか173センチしかない。ただし、コート上では大柄な選手の間をすり抜ける抜群のスピードと、たぐいまれなパスセンスで大きな存在感を示す。その姿は胸を踊らされる。田臥は、7得点を挙げて鮮烈なデビューを飾り「バスケットボール界のイチロー」と紹介された。だが、チームの強化策の中でわずか二試合の出場のみで故障者リスト入りさせられた。真価を問われる前に出場機会を奪われた彼の胸中はいかばかりか。彼は「ベンチで見るのも勉強」と語り、私服で観戦している。早ければ十九日には復帰できるが、道のりは険しいという。だが、日本人の先駆者として夢舞台までたどりついた彼の精神力に期待したい。このままではあまりにも寂しすぎる。
 今シーズンも、来週末の秋季尾張ソフトボール大会(高校女子・津島市)の大会で全日程を終了します。選手のみなさんの活躍と、関係各位のご尽力で大盛況のうちに終わることが出来ました。また、全国大会を始めいろいろな大会で尾張地区のチームの活躍が今年も目立ちました(詳細はホームページで)。 シーズン末にあたりすべての皆さんに感謝申しあげます。
 
11月14日