| 師走に想う |
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愛知県ソフトボール協会尾張支部長 全尾張ソフトボール連絡協議会会長 岩田 満 |
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まだまだ早い!という声が聞こえてきそうですが、今年も終わりに近づいてきました。この時期はイベントごとが多く楽しいイメージがありますが、ソフトボールはシーズンオフで目新しいニュースはありません。そこで他のスポーツの話題に転じよう。
ラグビーファン待望の季節がやって来た。年末年始にかけて、高校から社会人まで全国大会がめじろ押し。体を張ったプレーは見る者の血を熱くする。ただ、ソフトボールほどでないが、同じ球技の野球、サッカーなどと比べ人気はいまひとつのようだ。競技人口はなかなか増えず、テレビ放送も少ない。海外との実力差も縮まらない。この秋、欧州遠征した日本代表は3戦全敗、2試合で90点以上の差をつけられた。各紙は「歴史的大敗」と報じ、ファンは天を仰いだ。ラグビーの神髄はフェアプレーの精神にある。危険が大きいこともあり、審判の判定には絶対服従だ。試合が終われば「ノーサイド」。敵味方が健闘をたたえ合う。 なぜラグビーと思われますが、私事で恐縮ですが、私は昔、高校、大学を通じてラグビー選手だったんです。今風にいえばラガーマン。高校時代は正月の高校ラクビーや国体にも東海代表として出たこともあるし、大学時代もそれなりに活躍したつもり。いやいや三流選手には違いありませんが、少しだけ皆さんより興味があるのです。 卓球の愛ちゃんが大活躍。しかし、中国の壁はまだまだとてつもなく厚い。愛ちゃんより更に若い13歳の中国選手と接戦の末、競り負けた。肝心の所でミスが出た残念な試合だったが、ジュニア戦とはいえ、中国の選手の層の厚さを改めて思わせた試合だった。人気者の彼女が名実共に日本の第一人者になる日も近いだろう。しかし、日本でも彼女を追う若い力がどんどん出てくることを願いたいものだ ホームページ「広報ソフトボール尾張」もおかげで10万アクセスを突破した。しかしこの世界は早い、いまやホームページよりも手軽に個人日記を書き込んで公開できる「ブログ」が今年の話題となっている。ネットを意味する「ウェブ」と記録を意味する「ログ」とでウェブログ、それをつづめてブログだ。ちなみに辞書で有名な米国のメリアム・ウェブスター社のサイトで検索された今年最多の言葉がブログだった。いわば米国版“流行語大賞”である。それがどうしたといわれても困るが置いてきぼりにならないようにと思って。 話をクラシックに戻そう討ち入りの十四日が近づくと、「忠臣蔵」の話題がにぎやかになる。三百年を過ぎても感動を呼ぶのは何なのだろう。命まで投げ出す武士道を、今の時代に理解するのは無理だとも思う。 武士道は奥が深い。忠義は盲従とは違う。常朝は、主君が誤りを犯さぬようにつとめるのが「大忠節」だという。必要なら命がけの「諫言(かんげん)」、それでもだめなら殿様の「押込(おしこめ)」も辞さない。近ごろ権力者のつまずきが目立つ。「西武王国の総帥」や「球界のドン」と呼ばれた人が相次ぎ退いたかと思えば、「NHKの天皇」と揶揄(やゆ)される会長が、身内の「辞めろコール」にさらされている。「諫言」か、はたまた「押込」か。 最後に、まもなく年末の多忙な時期になります。尚早ながら、皆様にはご自愛の上、よいお年をお迎え下さるようお祈り申しあげます。 |
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| 12月11日 |
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