| 時にはソフトボール談義をはなれて | |
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愛知県ソフトボール協会尾張支部長 全尾張ソフトボール連絡協議会会長 岩田 満 |
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バカは生きのび利口は滅びる。利口なやつはバカのためにせっせと働き、結果としてバカを量産する。人間は寄れば寄るほどバカになる−。「バカの壁」のイタリア版といえる「愚か者ほど出世する」。イタリア人ジャーナリストが書いた。タイトルも刺激的だ
人類が攻撃し合うのは質を落とすために進化が考え出した手段であると著者はいう。また官僚や会社組織は有能な人材を必要とするが、有能な人材の補充は難しいのでやがて敗退・死滅し、バカから成る社会構造がはびこることになる。「のさばるのはバカばかり」と言い放つゆえんだ。 この本は「冗談を通して本当のことを伝えようとする」たぐいのものであり、バカになるために生きていると聞いて、怒り出すのはやぼ。冗談とも真実ともつかないところに真骨頂がある。納得出来るところもある。さあ、あなたはどう反論する。 自己責任論が彷彿している。この自己責任論には賛否両論ある。「三人には『誠意が通じる』との安っぽいヒューマニズムがあるのでは」などという非難。一方で「戦闘地域での支援に非政府組織(NGO)の役割がある」との擁護論。ただ、世の流れは、前者の声が日増しに大きくなっているようだ。避難勧告の中での三人の行動は、「無謀」と言われても仕方がない。それを承知であえて言いたいのは、「人道支援のため」という自衛隊派遣が、イラクの人々からは「米国支援」と見られている面があることだ。 何が正しく、何が間違っているか―。一定の物差しがなくては判断のしようがない。あるときはこの基準で、あるときは別の基準で…というように当否を決めれば、導かれる結論が違ってくる。 子ども達がめっきりスポーツを興じ無くなった。ゆゆしきことだ。ソフトボール協会とて他人事ではない。昔は、境内でもいい。ちょっとした広場があればよかった。男の子は三角ベースの野球に歓声を上げ、女の子は縄跳びに興じる。一緒になって鬼ごっこもした。転んでひざも擦りむいた。それでも時のたつのを忘れて飛び回った。もうめったに出くわせない光景がそこにあった。 いまの子どもたちが運動をしないわけではない。少年団活動は親を巻き込み、活発この上ない。ただ、日常生活で体を動かすことが少なくなっている。そんなところが起因しているかもしれない。 オリンピック関連のニュースが連日マスコミを賑わす。なかにはこんなことも。 「遺跡をバックに投げるアテネ五輪砲丸投げ、選手には迷惑千万 」 今夏のアテネ五輪の陸上砲丸投げはどこでやるか、ご存じ? 「メーンスタジアムに決まってるだろう」では「ブーッ」だ。組織委員会のアイデアで、男女砲丸投げだけは陸上開始の2日前の8月18日に、アテネから200キロ以上離れた古代五輪発祥の地、オリンピアで遺跡をバックに実施される。 歴史を偲ぶのはいいが、本来、予選・決勝と2日かけるところを1日で済ますこともあって、選手にとっては迷惑千万な演出だ。「選手はみんなメーンスタジアムで投げたいはず。大体、古代五輪にあったのは円盤投げと、やり投げで、砲丸の発祥はスコットランドだ。狭い場所でできることで砲丸になったようだ」。 そんな快挙(?)が実現したとしても、選手や観客のことを考えない一種の観光宣伝のために、今回に限って、へんぴな場所で投げなければならないのは皮肉な話である。 日本女子サッカーがアテネ五輪の扉をこじあけた。それも、十三年間で七連敗しているなど、アジア最強といわれる北朝鮮を破っての出場だけに、選手、監督はもとより関係者の喜びもひとしおだ。 「日本選手団、最大規模に 団体競技の健闘光る」 サッカー女子や、ホッケー女子の出場権獲得などで、アテネ五輪に参加する日本選手団が、これまで最多だった1996年アトランタ五輪の499人(選手310、役員189)を上回り、史上最大規模になる可能性の高いことが分かった。 日本オリンピック委員会(JOC)のまとめによると、競泳を除いてこれまで五輪出場権を獲得した選手数は209人。25日に発表された競泳が加わり、さらに選考会がこれから始まる陸上(マラソンを除く)など各競技で代表選手が増える。 シドニー五輪の選手数は268人。この時は団体競技は野球、サッカー男子、ソフトボールしか出場権を取れなかったが、今回はこの3競技に加え、バスケットボール女子、ホッケー女子、さらにサッカー女子が五輪切符を獲得。JOCでは最終予選を控えているバレーボールの男女どちらかは出場権を獲得すると見込んでおり、選手数が300人を大幅に超えると予想している。うれしい限りだ。もちろんソフトボールで金メダルをと期待するのは、ソフトボール関係者ばかりではない。 新緑がざわざわと芽吹きはじめている。桜の木の下には、道端に吹き寄せられた赤いシベが山になっている。ことしの桜はみごとだった。異様な美しさだった。激しく降り注いだ花吹雪のさまが、目裏に焼きついているという人は少なくない。握り締めた赤ん坊の手が、ゆっくりと開かれていくようだ。堅かった木の芽が膨らんで、緑の萌(も)え出る季節になった。この世に新緑くらい優しく、美しい色はないだろう。 今日は全国的に雨と風で、まるで嵐のよう。でも明日からは晴れマークが続く。今年のゴールデンウイークは天気に恵まれそうだ。 この時期いろいろ大会も開かれます。役員、審判員、記録員の人にはお世話になりますがよろしくお願いします。また7〜9日には江南市で日本女子ソフトボール2部リーグが、9チーム参加のもと15試合がおこなわれます。熱戦が期待されますぜひご観覧下さい。 締めくくりに、アスリート(ソフトボール選手)に一言。ほとんどのスポーツには勝ち負けがあります。スポーツを無意味に美化するつもりはありませんが、その勝負の後にどういった行動にでるかで、アスリートの真価が問われると思います。もちろん、やる以上は勝たなくては意味がない。そのためにつらい練習をしてきている。勝負にこだわるからこそ、最大の力を発揮する。しかし、勝負が終わったらお互い讃えあう精神が大事だと思います。ソフトボールが与える感動は、アスリートらの純粋な精神の賜物でしょう。 このホームページを見ていただいて、また1人でも多くのソフトボールフアンが出来ることを祈っています。これからも心に響くホームページをめざして。
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| 4月26日 | |