真夏宣言 全国大会での活躍を期待する

愛知県ソフトボール協会尾張支部長
全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 満

梅雨のうっとうしさを嘆くだけでも心が湿るけど、連日30度超の蒸し暑い日が続くと、間もなく梅雨明けが話題になる。不思議なもので明けたと聞くと、途端に紫外線が急に強くなった気がする。この時期は日中の平均気温もぐんぐん上がり、年間を通して7月末から8月初めが暑さのピーク。文字通り梅雨明けが真夏宣言≠ナ、気象の大きな節目でもある。入梅のころと明ける直前には、よく強い雷雨や集中豪雨に見舞われる。今年の場合はどうなるか不明だが、明ける前後に降りしきる強い雨のことを「送り梅雨」と呼ぶそうだ。

 「暑くて死にそう」。思わず口から漏れる言葉がしゃれにならない。きのう、おとといの猛烈な蒸し暑さ。「熱中症」で病院に運ばれる人が続出し、死者まで出た。熱中症は、汗で体内の水分や塩分が失われるのが原因。軽い場合は頭痛、吐き気、めまいなどで済む。しかし、脱水状態が進むと手足のけいれん、失神、さらには意識障害を起こして命にかかわる。予防には、まず水分と適度な塩分をこまめに補給することである。環境省はホームページで熱中症の発生危険度を示す「暑さ指数」の予測値を公開している。気温、湿度などから暑さ指数をはじき出し、赤=運動は原則禁止、桃色=厳重警戒、黄色=警戒、など五段階に色分け表示。一目で分かるのでご参考にされたい。

 今年は日曜日ごとに雨に泣かされ、各地で全国大会の予選会を行なうのにかなり苦労されたと聞く。ようやく代表チームも決まりいよいよ全国大会での活躍が期待される。この尾張地方からも県の代表チームとして数々のチームが全国大会へ出場する。優勝候補の常連チームもあれば初出場の初々しいチームもある。どのチームも「志」は同じであるが、それに立ちはだかる一つに今年の猛暑がある。十分対策を立てて試合に臨まれたい。

 7月10日に全日本社会人ソフトボール大会に県代表になった宮中(みやなか)クラブが地元の市役所を表敬訪問し堀 元(もとし)江南市長から激励を受けた。(市役所東壁側に「祝 宮中クラブ全国大会出場」の垂れ幕が掲げてあります)このチームは1昨年に続き2回目の出場になる。前回はエースの骨折というアクシデントがあったが「今年は絶好調で必ず夢は果たす」との監督の頼もしい決意もあった。こうしたクラブチームが活躍し地元から支援され応援を受けることはすばらしいことで、県協会にとってもとても喜ばしいことと思う。(詳しくは尾張広報部が取材しましたのでホームページに載せます)

 先月(6月)に県の常務会に久しぶりに出席した。内容については他に譲るとして、出席者のなかに懐かしい新人の理事がいた。彼女(当然女性)は私が監督時代のすごい技術をもった選手であり30余年ぶりにめぐりあった。それがどうしたといわれても困るが、彼女のように高い技術を持った若い(?)女性のリーダーが活躍できる場が県協会に芽生えればまた違った意味での県協会の発展が望めるかも知れない。

 女性といえば県の記録委員長も女性である。彼女の活躍はご承知のとおりですが。会議のなかで、いまだに記録員が大会に必要か否かを言う主管支部、協会など団体があると問題を提訴されていた。愛知県協会の中でそんなにレベル以下の地区があることに驚きだが、事実は事実、気長に啓蒙していくしかしかたがない。せめて尾張支部はそうならないよう教育せねばと思う。

 広報活動にホームページがある。県協会も尾張支部もそれぞれ特徴を出し、アクセスもかなりある。だが、いま少し物足りない。一番残念なのは個人がとても一生懸命頑張っていますが個人では限界がある。県協会でも尾張支部でもこのホームページをどう育てていくかの、興味もなければポリシーなどさらさらない役員も残念だが多い。ただただ担当者個人の努力と犠牲だけでは到底発展は望めない。

年に1,2回発行の広報誌もそれはそれで必要であり重要だ。しかし圧倒的に情報量の多いホームページを育ててゆくのもわれわれに課せられた急務であり責務と考えるのはいい過ぎだろうか。今のように個人の犠牲だけで放置しておくのは問題だ。いまや世はインターネット時代、われわれも乗り遅れないようにしよう。

個人の発信元にブログがありRSSなどでさらに多様化された。ソフトボール関係のブログがものすごくある。参加できなくても一度のぞかれたらと思う。そんな中懐かしいブログがあった。かってのデンソーで活躍した組島監督と安藤選手のことだ。昨年湘南ベルマーレ女子ソフトボールクラブを立ち上げ今年は日本女子リーグ2部で優勝も狙える位置にいる。もしかしたら来年は1部だ。詳細はホームページ(http://www.bellmare.or.jp )を参照されたい。

最後は禅問答で締めくくろう。パスカルはこう述べる。人間は一本の葦に過ぎない。すなわち、しなやかで弱い存在である。だが考える葦である。ニーチェはいう「人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。なぜなら感情はきまぐれだからである」。「理性」と「感情」。人間の本性ほど難しいものはない。ワールドカップでのジダンの行動をみてあらためてそう思う。

2006年7月15日