スポーツの秋

愛知県ソフトボール協会尾張支部長
全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 滿

 

朝夕に涼風を感じ始め、気がつくともう秋風が吹く、今年の夏はいつもと違った。ぎらぎらとした太陽はどこへいったのか。豪雨、長梅雨、日照不足。季節感が失われた。日中の日差しはまだ肌を刺すようですが、自然の歩みは着実に秋に進んでいます。夏らしいとはいえなかった今夏でしたが、真夏の決戦となった衆院選挙は、歴史的な大転換を迎えるという結末でした。
 尾張支部の夏の大会や行事も皆さんのご協力とご尽力で着実にまた盛況のうちに終わりました。犬山市で行われたソフトボールフォーラムも、あの絶叫解説でおなじみの元五輪監督の宇津木妙子氏の講演と実技があり、とても盛況でした。宇津木氏の講演は、自分自身の生い立ちと、オリンピックで金メタル獲得までの体験に基づく生々しい経験談で、会場の皆さんに素晴らしい感動と涙を与えました。午後の実技も熱心に指導され参加した選手たちにも貴重な体験となり、選手たちはきっといいお土産を持って帰ったと思います。
 9月4日から始まった日本女子リーグ2部大口大会も9チーム参加のもと15試合が行われレベルの低いチームもあったが上位チームは1部昇格を目指し熱戦が繰り広げられた。地元の東海理化も大声援を受けて素晴らしい成績だったがわずかに1部昇格には届かないか。
 8月13日、2016年のソフトボールオリンピック復活はならなかった。BACKSOFTBALLは為らず、残念な結果である。野球とソフトボールが外れ7人制ラグビーとゴルフが候補種目として入った。私事で恐縮だがなにを隠そう私は高校、大学とラグビーの選手だった。インターハイも国体も出場の経験があり当時はまあまあのレベルの選手だったと思う。そんな私でも7人制(ご存知のように15人制が一般的)ラグビーなどほとんどやってないし(現在もしかり)確かに世界選手権はあるけどそれほど人気があるとも思えない。IOCの役員によれば7人制ならどの国もやれるし、フィージーのような小国でも世界でトップレベルのチームが可能とのことですが、7人でするラグビーなど5人でするサッカーみたいで面白くもなんともない。昔、三角ベースの野球があったがあれって面白かった。愚痴を言っても始まらないが2020年復活を目指しこれからの人に頑張ってもらいたい。
 失敗や挫折したときこそ、人物や組織の度量が問われる。潔い対応は好感をもたれ、立ち直りへ救いの手がさしのべられることもある。下手な弁解は聞き苦しいし八つ当たりや責任転嫁はもってのほかだ。スポーツの世界では、勝者をたたえる敗者の言動や行動が感動を呼び、勝者を上回る人気を集めることさえある。
 スポーツの秋。季節は寒暖の激しい日々もある。スポーツ選手にとって、気候の違いは時に手ごわい敵になる。身体には十分留意し皆さんの活躍を期待します。

2009年9月12日