球春到来

愛知県ソフトボール協会尾張支部長
全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 滿

 暦の上では冬は去ったが、「早春賦」の歌そのままの春到来だし「梅一輪一輪ほどのあたゝかさ」寒風のなかに暖を一輪咲かす季節になった。

また春といえば、桜。例年通りなら、あと30日余りで桜花爛漫の世界が現出する。「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠んだのはかの有名な在原業平。咲くまではいつ咲くのか、咲けばいつまでもつのか、気になって心休まる暇がない−とその美しさをたたえた歌だそうだ。

前置きはその程度にとどめいよいよ22年度のシーズンがオープンします。県協会の評議委員会も14日に終わり、28日には全尾張ソフトボール連絡協議会の評議委員会で皆さんに承認されれば来シーズンの全日程が決まります。

いよいよシーズン到来です。カキーンと心地よい球春です。今年こそ全国制覇を、全国大会出場を、あるいは県大会制覇を、などなどを目指すチーム、目的はそれぞれ違ってもシーズンオフに激しい厳しいトレーニングをされているでしょう。また地域大会を今か今かとお待ちのソフトボール愛好者も大勢お見えになります。そんな人たちに「下手でいい、下手がいい」。「ソフトなんて楽しみながらやっているうちに、何となく格好がつくようになる。うますぎると、意外と心に届かない」。なるほどそれも楽しみが高まるわけだ。人はつい、華麗に整っている方がいいと信じて目指すが、なかなか叶うものではない。そんな時、「下手でいい、下手がいい」には元気をもらえる。

スノーボードで物議をかもし出した選手がいた。現代社会は、強さと同時に人格者たることをスポーツ選手に求める。「勝つと思うな 思えば負けよ」。人生訓を含んだ一節は今も新鮮だ。それが過信、慢心を生んではいけない。

そういえばストライク、ボールの順でカウントをコールする伝統が、プロ野球で覆ることになった。国際大会と同じく「3ボール、2ストライク」などとボールを先に言うようになる。ソフトボールでは前から導入されているが、野球しか知らない中高年には天地がひっくり返るほどの衝撃だろう。

各市町村協会連盟の皆さん、各委員会の皆さん、全尾張ソフトボール連絡協議会の役員の皆さん今年度もなお一層のご指導ご協力をお願いします。

選手の皆さんガンバッテ!!

平成22年2月21日