岩田会長旅行記 (ベトナム ハロン湾)

ハロン湾に行ってきました
 


世界遺産ハロン湾に行ってきました。TVの放映でたまたまハロン湾を見て急に行きたくなった。理由はただそれだけ、でもとてもすばらしかった。

セントレアからハノイへ、ハノイからバスで東へ約4時間、高速道路はなく、ところどころデコボコ道でようやくハロン湾のバイチャイ港に着いた。正午出発のVictory Star号に乗るためタグボートを乗り継ぎ入船、でも出発したのは午後1時半、のんびりしたものです。

船はよかった。何でも今年3月に初就航したとのこと。全てが新しく部屋はチョットしたビジネスホテル並み、バスタブはないけど立派なシャワー室もあるし、部屋の窓からはハロン湾が見放題、実に贅沢な気持ちになりました。

 

ハロン湾は「海の桂林」とも言われよく比較されるけど、良し悪しは人により評価が違います、桂林のように観光客で一杯ということはない、だから物売りはほとんどいない。外国から来た観光客がチラチラといるだけで実に静かです。

波はまったく静かで物音はあまりしない。沖合で停泊した船で水泳も出来るしカヤックも出来ます(年相応に遠慮しました)。干潮の差は実に6m、あたりを見渡せば、そこには水面に林立する数千の奇岩群。日本の観光船のような案内のアナウンスはありません。船は静かにハロン湾を回遊します。 

Dinnerはミニパーティー。フランス人、カナダ人、ポルトガル人、スペイン人と私たち日本人。ちょいとした国際色豊かなパーティーでした。女性はワンピース着用が条件。陽気な外国人がはしゃぐのを静かにニコニコしながら見ていました。船のオーナーがフランス語訛りの英語で司会をして盛り上げてくれますが、これがトンとわからない。

私たちが行く前日は台風で欠航したことで運がよかった。天候は曇、雨、時々晴で決して良くないけど晴れだと35度以上になるそうです。かえって涼しくてラッキー。

ハノイは「古都の佇まいを残す水と緑の首都」と言われますが、混雑、騒音、ゴミが目立ち見るべきものはあまりない。土産はアオザイに代表される絹製品、刺繍品、バッチャン焼(陶磁器)が主で食べ物は私の口に合いません。

ハロン湾へは一度は行ってみてください。ベストシーズンは11月がいいそうです。1月過ぎは寒い。5月から9月にかけての天候は不安定でいつ台風が来るかわからない。台風が来たら間違いなく欠航です。

眼前に広がる幻想的な光景は、まさに海の桂林。ハロン湾へどうぞ。