2006年度 ルール改正 | ||
愛知県ソフトボール協会審判委員会
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1.DP、代替プレイヤー違反に対するアピール権の消滅時期(改正)R1-2【例外】
「試合終了時まで」を「違反選手が交代するまでに」改正する。
2.故意四球制度の採用(追加)R1-3(注)
ISF(国際ソ連盟)では 2006年から故意四球を採用するが、日ソ協会では採用しない。
3.走塁妨害の対象(追加改正)R1-45-3
野手が球を持っていても、塁上の走者を押し出したり 進塁中の走者を故意に妨害したときは
走塁妨害となる。
4.ハイシニア種目の制度化(新設)R2-3-(注1)
生涯種目のシニア種目を区分した。(競技者必携「チーム登録規定」第2条-14)
@シニア・・・・・59歳以上で編成する。(投球距離は14.02m)
Aハイシニア・・65歳以上で編成する。(投球距離は12.19m)
5.オレンジベースと打者走者の走路(新設)R2-4-4-(特例)
(1)野手がオレンジベースを使って守備をしているときには、打者走者はフェア地域内を走ってもよい。
(2)3フィートライン外の走塁で、守備妨害の対象とならない特例を設けた。
6.投手が使用するグラブの色規制を緩和(改正)R3-3-2
使用球の色と異なっていれば、紐を含めて多色のグラブを使用できる。
7.ユニフォームの背中に付ける個人名・チーム名(改正)R3-7-2-(注)
(1)ユニフォームの背中は、ユニフォームナンバー・個人名・チーム名をつけることができる。
(2)チーム名はローマ字または漢字表記でよいが、氏名はローマ字で表記をすること。
(3)チーム名と異なる会社名や学校名、スポンサー名をつけてはいけない。
(4)つける個所はナンバーの上部に全員がつける。
(5)高校生以下もつけることが可能になった。
8.没収試合の対象(追加)5-3-6-(8)
退場になった監督・コーチ・選手が、再び試合に出場したとき。
9.得点差のコールドゲームを制度化(改正)R5-5
(1)「5回以降7点差になったときは、コールドゲームとする。」とルール化された。
(2)このルールを採用しないときは、大会要項で規定する。
10.監督・コーチが守備者として出場中の打ち合わせ(新設)5-8-2-<効果>2-(4)
「タイム」を要求しないで打ち合わせを繰り返したとき
1回目は警告、2回目以降は審判員の判断により「打ち合わせ」とする。
11.投球姿勢(セット)の取扱い(改正)6-1-5
(1)身体の前または横で球を両手で持ち、2秒以上5秒以内、身体を完全停止する。
(2)運用上の留意点・・@不完全なセットで、打者を欺く行為を禁止するものである。
A横でセットしたとき、腰は一・三塁を向いていること。
12.不正投球が発生したときの走者の走塁(語句の改訂)R6-7-<効果>1-7-(1)-(注)
不正投球が発生(ディレードデッドボール)したとき、走者には1個の安全進塁権が与えられるが、
その塁に達した後も、危険を負って次の塁へ進塁することは認められる。
13.準備投球(ルール化)6-8-1
(1)初回と投手交代のときは、1分間を限界として5球以内、次回からは3球以内とする。
(2)規定を越えて準備投球を続けたいときは、1球ごとにワンボールが宣告される。
14.未検定バットの取扱い(追加改正)R7-6-8
未検定のバットは、不正バットの中に含まれる。打者席に持ち込めば打者アウト。
15.打者がアウトになるとき(追加新設)R7-6-13
打者が打者席の内・外を問わず、捕手を含む全ての送球を故意に妨害したとき。
16.飛球が捕球されたときの、走者に与える安全進塁権(新設)8-4-8-(注1)
飛球が捕球された後の送球が場外へ出たときは、走者に投球時の占有塁から2個の
安全進塁権を与える。
17.代替プレイヤー違反の対処(追加改正)R1-32・R10-1-13-(注)
(1)代替プレイヤーが無通告で出場した場合は、無通告交代となり、
相手チームからのアピールがあってから、アウト宣告する。
(2)代替プレイヤーが通告して試合に出場したが、規定回数(次のイニング終了まで)を越えて
出場していた場合は、正しい選手と交代させる。
この場合はペナルティはなく、不正選手となる。
18.審判員の「タイム」宣告(追加改正)R10-6-6
審判員が試合進行中にタイム宣告をした場合には、走者が試合の中断(ボールデッド)が無ければ
達したと思われる塁を、審判員の判断で走者に与える。
19.講義ができるメンバーの適格性(改正)11-2-4-(注)
試合中、抗議のできるのは監督だけである。コーチやプレイヤーは抗議権はない。
20.投球コースの教示(競技者必携「審判委員会申し合わせ事項」11-(7))
(1)チームのメンバーは「声」や「動作」で、投球のコースを教えてはならない。
(2)サインで示すのは容認するが、「大きな動作」を伴うサインは好ましくない。
21.全国高体連の決定事項
(1)監督がコーチャーズボックスに入ることを容認する。
(ヘルメットについては、着用が望ましい)
(2)この決定については、各県の高体連で採択すること。
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