愛知県ソフトボール協会審判委員会役員会・伝達講習会が開催された
1. 日 時   平成16年2月21日(土) 13:00〜17:00
                    22日(日)    8:30〜13:00
2. 場 所   西加茂郡藤岡町 全トヨタ労連センター「つどいの丘」
3. 日 程
   (1) 指導委員会・事務局長合同会議
   (2) 伝達講習会日程の講師分担打ち合わせ・昼食
   (3) 受 付
   (4) 審判委員会役員会
      (冒頭に、中村恭男氏の終身審判員称号授与披露)
       委員長挨拶・来賓挨拶・議事
   (5) 伝達講習会(別記日程表による)
   (6) 夕食会
   (7) 自主研修

 9:00〜
11:00〜12:00
12:30〜13:00
13:00〜14:30


14:30〜17:00
18:00〜20:00
20:00〜
4. 伝達講習会日程表
日    時     項目                   担当       助言
21   14:30  開講挨拶・日程説明
     14:40  ルール改正・適用・必携の確認
鈴木・地元
野崎             村元
22    7:30  朝食
      8:30  集合・あいさつ(八木豊田市ソ協会長)
      8:40  準備運動
      8:50  判定の要点と指導
      9:10  基本動作の確認
             球審=マスクの着用・構え・ファウルの判定
                  チェクスイングの応答
                  ホールディングゾーン・打者走者の走路確認
             塁審=位置、判定位置への移動・カバーリング
      9:50  投球判定=4組に分ける。構え・スタイル・ゾーン確認
     11:00  連携確認=フィールディングによる・4つの塁に分ける
     12:00  閉校式(総括・挨拶)・昼食・解散(13:00)


加藤
木村                 鈴木



川口・石原       鈴木
東海受講者 木村・川口・村元・工藤・鈴木

東海受講者
鈴木・豊田ソ協会長

鈴木県審判長の本年度の方針が発表された
「平成16年度の方針と抱負」
愛知県ソ協審判委員会  鈴木 孝男
1.昨年度発生した問題事項への対応について
 (1) 審判員による守備・走塁妨害が、全国的に見られたとのことである。ルール上で規定された審判員の妨害は、球審による捕手の送球妨害と、フェアの打球が投手や野手に触れる前か、内野手を通過する前に、審判員に触れたときに限られている。
審判員が試合を左右するような妨害をしないよう、打球、走塁、野手の動きなどの状況判断を的確に、適切な位置へ移動し、静止してプレイを確認し、正確な判断をすることで、プレイヤーから信頼を得られる審判員になるよう心がけてください。
 (2) 小学生、中学生、高校生などの試合に当たっては、杓子定規にルールを適用する前に、教育的立場に立って指導を行い、ルールを理解させて、正しいソフトボールの普及と選手の育成が、より大切であることを忘れないで下さい。
 
2.各種大会への対応について
 
(1) 日本リーグ、中日本総合大会(男女)、東海地区実業団選手権大会、東海地区一般選手権大会、全国高校男子選抜大会、全国大学男女選手権大会へ派遣される方は、愛知県の審判員を代表して参加できる事に感謝と誇りを持って、個々に実践での経験を積んで参加してください。
 
(2) 日本女子リーグ1・2部(豊田市・刈谷市・安城市・豊橋市・江南市)、国体東海ブロック大会(犬山市)、全日本大学東海ファイナル(安城市)、東海地域大学男女選手権大会(名古屋市)、東海地区クラブ選手権(刈谷市)の開催地の皆さんは、事前研修を積み万全の体制でゲームに当たってください。
また、県内交流で他支部から参加する審判員は、個々に実践での経験を積んで参加してください。
 
(3) 県内の大会にも、学生、生徒のよういに限られた在学中の期間内に、学校に栄誉をかけて大会に臨んでいるもの、上部大会への代表権をかけた県内予選の大会、県内交流を目的とした大会など色々な形のものがあります。
いずれにしても各チームは代表権をかけたり、優勝の栄冠を得ようと練習に励み試合に臨んでいるわけですから、審判員も常にルールの勉強と審判技術の向上を目指し基本動作、連携プレイの確認、ゲーム後のミーティングで反省の機会を持って下さい。
なお、審判必携で決められた基本動作や連携プレイは、愛知県内はもとより、全国統一のものであることを忘れないようにしてください。
 
(4) 気持ちよく審判活動ができるよう。下記のことを心がけてください。
  @ 個々に健康管理を忘れないこと。
  A 時には家族サービスも忘れずに、家族から快く送り出してもらうこと。
  B 景気回復はまだ薄明かりです。仕事や職場を大切にして、余暇を審判活動に当てること。
 
3.認定会受講者の指導と後輩の育成について
 
(1) 第1種(刈谷市 10/23・24)は、学科試験での最低合格ラインが65点と非常に厳しい審査になっています。県統一研修のみに頼らず、各支部での個々の指導もお願いします。
第2種(大府市 9/12)、第3種(5支部)の認定会に対しては、各支部で指導をお願いします。昨年度の第3種認定会では、学科、実技指導の両面にわたり、各支部での事前指導の成果が認められました。本年も更に力を注いでいただき、即戦力として使える審判員の認定会にしたいと思います。
 
(2) 昨年度生まれた311名の3種合格者は、皆さんの呼び掛けを待っています。いかにして審判のチャンスを与えるかが、今後の育成の鍵になると思います。難しいことではありますが、それぞれの支部で検討してください。
 
(3) 新しい審判服への切り替えは2年目に入ります。地域のみで審判活動する人、特に新しく資格を取った人達には、審判服の着用を強制することなく、それぞれの地域で審判員として相応しい服装で、気楽に試合に臨めるような配慮も必要と思います。
 
4. 試合中で発生した問題点、ルール上の疑問点の質問について
 
所属(各市町村)の審判長⇒各支部の審判指導委員長⇒各地区の県ソ協副審判委員長⇒県ソ協審判委員長⇒東海ソ協審判委員長⇒日ソ協審判委員長の順に、組織を通して検討し回答します。
組織を通さない、個人的な質問は厳に謹んでください。